放送制作課 中川です。
「消防ふれあいフェスティバル」が9月28日、川西消防署を会場に開かれた様子を取材しました。
このフェスティバルは、防火・防災思想の啓発を図るため、消防庁舎を開放し、
様々な体験や見学をしてもらおうというイベントです。
消防車や救急車、はしご車などの展示コーナーが人気を集め、子ども達は実際にシートに座ったり、記念写真を撮る姿が多く見られました。
体験コーナーでは、火災が発生した想定での「煙体験」が注目を集めました。
煙を吸わないよう口を覆い、姿勢を低くして移動するというポイントを教わりながら、万が一の知識を学んでいました。
また、立科町消防団のポンプ車を使い、火点標的を目がけての放水体験が人気を集めました。体験用の細い筒先を使用しましたが、思ったより重たくて、消防活動している人たちはすごいと思ったと感想を話していました。。
このほか、川西消防署・佐久広域連合消防本部・立科町消防団合同の「火災高所救出訓練」が披露されました。
ビルで火災が発生し、逃げ遅れた人がいる想定で行われ、地上からはしごを使っての救助訓練のほか、はしご車を使って5階に取り残された人を救出する訓練で、隊員達のきびきびとした動きに来場者の注目が集まりました。
川西消防署の2階講堂では、救急体験が行われ、参加者がボランティアの大学生から指導を受けて、心肺蘇生法を体験しました。
家族連れで訪れた親子らは、様々な体験や見学を通して知識を深め、万が一に備えたいと話していました。





